「2021年、米中の戦争が起きる可能性の一番高い場所は、〇〇だ。」
1月14日…バイデン政権が誕生する直前、100年の歴史を持つ米国の名門シンクタンクがある報告書を発表。そのシンクタンクは、米国内のエリート中のエリートが集まるCFR(外交問題評議会)で、歴代政権に対して、大きな影響力を持ってきました。
しかもバイデン新政権には、このシンクタンクの構成員と同じ政治的立場をとる者が多く、この報告書は今後のバイデン政権の動きを予測する手がかりになります。
政府官僚や外交専門家、学者約550人が今後1年間に起こりうる衝突について、評価し作成されました。
そして、2021年、米国が戦争をするリスクが「最高レベル」にあると評価されたのが....「台湾を巡る米中危機」。
実際のところ、台湾は本当に戦場になってしまうのか…? その時、アメリカはどういうシナリオで動くのか?そして、日本にはどんな影響があるのでしょうか?...
台湾独立運動を30年以上主導し、身を以て中国の脅威と闘ってきた日米台関係研究所理事の林建良氏に、最新の台湾海峡情勢を分析していただきました。『新・X論文』と合わせて読んでいただくことで、単に蜜月になるわけではないという、2021年以降の米中関係が違った角度から見えてくるでしょう。